女の子と友だちになれた料理長

2012.01.07

店の入り口にオープンを待つ列ができる人気ブッフェもある。京王プラザホテルのスーパーブッフェ「グラスコート」もその一つだが、ここではこんな出来事があった。料理長は、二ヵ月に一度ほど姿を見せる、ある母娘に注目していた。お母さんは目が見えず、不自由を強いられていたが、小さな娘さんがいつも甲斐甲斐しく世話をしており、そこに微笑ましい親子の情愛を感じたからだった。ある日、料理長は、その女の子に声をかけてみた。

[参考サイト]
大山ロイヤルホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad311901/

人工温泉 八幡の湯 ドーミーイン心斎橋 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad318084/

箱根小涌園 ユネッサンイン - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad346998/

すると、女の子の名前はNちゃんといい、小学四年生であることが分かった。そうだ、Nちゃんとお友だちになろう。そう思った料理長は、お母さんの好きなものを尋ねた。シーフードだと分かると、ナイフを使わなくてもすむように一口大に切り分け、スープも火傷をしないように少し冷まして提供するようにした。やがて、Nちゃんは料理長の手を取り、お母さんに紹介した。このとき料理長は、自分がしてきたことが間違っていなかったことを知り、胸が熱くなった。それ以来、料理長は親しみを込めて、自らテーブルに料理を運んだりするようになったという。料理人が外に出ることで、利用者との距離がぐんと縮まったことから生まれた心暖まる逸話だ。